故郷よ! わたしは帰ってきた。
20年の時をこえて今。私は帰ってきたのである。
思えば浜松を出たのが2000年。たしか2月とかそんな時期だったと思う。辞令が出るのは4月なのだが「とりあえず行ってくれ、東京の営業所を新しく開設したんだが人手が足らない。技術のある君の手が必要なんだ。武者修行だと思ってくれれば3年で返すから」てなことでね。
まあそんなモン当てにするほど馬鹿正直でもなかったけど、まさか流れ流れて20年かかるとは思わなかったわwww
6年前にやっと東京から異動だって話が出て来たと思ったら「今の家から通えるところにしといてやったからw」って恩着せがましく言われて、結局川崎から沼津に新幹線で通勤ってハメになったからね。
流石に「縁もゆかりもない沼津になんで川崎から通わねばならんのだ。ええかげんにせえよ」と転勤願い出したら「名古屋なら浜松に通えるだろ」って言われたのが2年前。
また新幹線通勤か、仕方ねえな、とその話受けたら
新幹線通勤は認められません
ときたもんだ。
結局名古屋に社宅を借りてまたまた縁もゆかりもない名古屋で何年も過ごさなくちゃいけネエのかな、この分じゃ定年まで浜松には帰れないのかな、なんて思っていたのだった。
そりゃまあ名古屋も悪い街じゃなくって、おいしいご飯や、友人や、素晴らしい合気道の道場 鉄石会 にも参加させてもらったりしたから良い思い出ばっかりなんだけど、それでもマア、故郷と言うのは格別ですよ。
なにより朝目が覚めて、朝食食べながら、もう10時かよ、だいぶ日が上がったなあ、って庭見て、ちょっと洗ってから走りに行くかな、ってノコノコ昼過ぎに出かけて奥三河から長野県県境まで走りに行って、18時には家で缶ビール飲みながら猫と遊ぶ っていう竜宮城かイスラムの楽園かっつうくらいの理想郷よ。
気が向いた時にストレスなくバイクが好きにいじれるっていうのって、本当に貴重なことなのよな。
MCXpressのステッカー貼ったり、ベルリンガーのクラッチマスター入れたりするのが気軽にできる。思いついた時に「サアやるかあ」って始められる。こういうのってとても大切なことだと思う。なんなら寝床や台所にバイクがあってもいいくらい。
ただまあ、生活とかは変わってきてて…
週に3日もスズキに詣でるような生活になるとは思わんかったナア。この分だと近いうちに身バレするかもしれんで…
以前、実家の近所に住んでたスズキの開発の人が俺のブログ見てたらしくて「ようやるなあってwwww」て言われたことあるでなあ。
イトコもスズキ行ってるでなあ。どうかバレませんようにwww