僕のブーコちゃん、ターボやらなんやらがどんなふうについてるかっていうのに興味あります?
「どこだろうが付けられるトコにつけて、付からんかったら切った貼ったすりゃええやんけ」という考え抜かれた合理性の高い計画に基づいて俺のブーコちゃんは作られておりますので、あんまり世の人々の参考にはならないかもしれない。
ほんでも、内圧コントロールバルブやフューエルレギュレータ、強化燃料ポンプの取り付けとか、イメージしにくいかもしれないので、整理してみることにしましたよ。
まずはMCXpress社製キットの写真をご覧いただきたいですが…
この写真にある「燃圧レギュレータ」「燃料ポンプ」「サブコン」「空気圧センサー」「インジェクター」「オイルライン」は交換しました。その他ウェイストゲートアクチュエータとサイレンサーも。 …主要部品以外は全部交換ってことですわの。
洗車するついでに写真を撮ってみました。 おおよそこんな感じについてるわけですよ。
サブコンの「トラスト eマネージ」はリヤカウル内につけています。自動車用なので振動対策にスポンジでグルグル巻きにしています。吸気圧とスロットル開度をセンサーで拾って追加インジェクターを作動させています。点火時期と燃調の過渡特性はノーマルのECUをWoolichRacingのフラッシュソフトで書き替えています。
残念ながら、サブコンでは燃料の書き換えのできる幅が10%くらいしかないのと点火時期の遅角ができません。サブコンだけでターボを管理させるのはあまりおすすめできません。
フルコンがベストだと思いますが、お金がかかりすぎるので、フラッシュ+サブコンという手もありますよ。
車体左にはブローオフバルブとエアクリーナーが見えます。
ブローオフバルブはインタークーラーにパイプを溶接して取り付けています。
ただしこのブローオフバルブがプッチュンゆうたことを聞いたことが無い。
ブーストがかかっている状態から急激なアクセルオフっていうのをほとんどしてないので、そぉゆう機会がないのかもしれん。がー。ただの飾り…という可能性も無くはない。
その下の黒い楕円形のものがタービンに直付けされているエアクリーナーです。 その中心からパイプが出ていますが、ここから負圧をとって内圧コントロールバルブを動作させ、クランクケース内の圧力上昇を抑えています。
ガソリンタンクを開けると、エアクリーナーの代わりにサージタンクが入っています。ラムエアシステムは当然使いませんが、サージタンクやシリンダーヘッド上方に熱気が溜まらないように、エアインテークは開けたままです。
アメリカの隼ターボで「ターボついてるからインテーク埋めたったwww」て車体がありましたけど、ただでさえマヌk…もとい、勇ましさが十分とは言い難い隼のデザインが、ますますマヌケに見えるので僕は好きじゃないです。
サージタンクはキットのものを改造しています。
色々と思ったような具合にならなくて調整してる中で、高回転まで回すとどうしても燃料が足らなくなり、なんでやろなんでやろと悩んだのですが、結局は追加インジェクターの故障でした。
動作しないのではなく、過給圧が高くなってきたときに十分な量を噴射することができなくなっていました。内部のバネのヘタリだったようです。インジェクターを新品に交換すればよいのですが、「今後の管理もあるんで手に入りやすくて素性の確かなのに交換すんべえ」ということで手近にあったスカイラインのものにしました。
が。
このスカイラインのインジェクター、信号線のコネクタ部がサージタンクに入らへん!!仕方なくサージタンクの方を切って収めたって言うwwww
もとのキットのはこんな感じ。
追加インジェクターは4本同時噴射です。
160ps以上の馬力を発生している時点で、ノーマルのインジェクタはフルに駆動していて、そっちはインジェクタ全開のはずです。
そこから上の過渡特性について、、、、、そこを云々しても仕方ないんじゃないのかなあ。もしなんなら、デカいインジェクターを1本つければそれで用は足りるわけですが、そんなにデカいインジェクターは高い(1000cc/min以上欲しい)っていうのと、混合気の偏りがどうなん?てあたりが気になるところです。
もちろん 4本ついてると勇ましい という効果も大いにあります!
さて、サージタンクの後ろ、ガソリンタンクの下はこうなっています。
燃料ポンプはガソリンタンクの中にキッチリおさまっています。ああ、キットのバカみたいな燃料ポンプ捨てて良かったw
SARD製の強化燃料ポンプ、大した値段じゃないし、ノーマルのポンプに取り換えるだけでいいんで楽ですよ。
ポンプの下のクランクケースからブリーザーパイプが出ています。このパイプにKTM製の内圧コントロールバルブを取り付けています。
本当はオイルキャッチタンクをつけて、クランクケース内のオイルを落としてから吸った方がいいんですが「効果があるか試しにつけてみよう」ってやってみただけだったので、手を抜いてあります←
こうかはばつぐんでしたぞ!!!!
クランクケースのブリーザーパイプ取り出し口の前方に燃圧レギュレータを取り付けています。メーターがついているのは小人さんがメンテするときに…ではなく、燃圧がきてるかどうか動作チェックをするときに測定器を接続しなくても簡単にわかるので。
内圧コントロールバルブはブリーザーパイプの途中でかませているだけです。
IN/OUTの向きさえ合わせればいいだけですので、素人の工作でも取り付け可能ですよ。オイルキャッチタンクだって別に高くないし、ちょろっとやればいいんだからそのうち付けよう、って思い続けて3年くらいたってますわー
オマケ。
せっかくターボつけたのに、タービンちっちゃいし奥まっててターボなのかなんなのかわからへん! もっとこれ見よがしにしたいじゃん!! せめてエアクリーナー派手なのつけたらどうよ!って思ってヤフォークで買ったK&Nのパチものクリーナー。ご覧のようにバカでかくで、とてもじゃないが付くどころの騒ぎじゃないww
取り付けを相談したショップに「こんなもん付けたら風圧であっちゅう間にモゲますよ」とたしなめられましたが。はい。おっしゃる通りです。悪いことはできませんね…でも!でも!もうちょっと小さめのなら!!(こりてない
最後。「ススは気になりませんね…」なんて言ってましたがウソでした。すいません。スス、しっかり出ますねwwww
チェーンオイルと一緒になって汚れたので気が付かなかったのですが(注意不足)、ホイールきれいに洗ってから走るとススだらけです。アクセルを開けすぎても閉じすぎてもススは出るっぽいですね。チンタラ走った後は、以前とは比べ物にならないとはいえ、多少はグズつきますので。。。
そこらへんも今後の課題ですねえ。低速で薄めにしてもモタつかず、回せばパワーが出るって具合になるといいですねえ。
nomadさん
こんばんは、
いや、詳細なターボ機器構成の説明と
画像のUP本当にありがとうございます。
もしかして、僕のためにやってもらったんじゃないか???
と思うくらい嬉しかったです。
KTMの内圧コントロールバルブはあんな形で
負圧を取るようにされていたんですね。
僕のはきのこがむき出しでついているので、内圧コントロールバルブの
取付けも少し考えて行わなければと思いました。
後、nomadさんのブーコちゃんは燃料ポンプがインタンクなんですね。
インタンクでも問題なく付くようなので、僕の初期型なら、
SARDの燃料ポンプも更に問題なくつくだろうと。
只、熱対策は必須になりますが。
暫く、説明と画像をじっくりと見る日が続きそうです。
350仕様さん、こんばんは。
コメントで反応いただくのは励みになりますので、できる範囲で説明しますよw
それにちょうど、まとめの説明も必要だと考えてましたので、タイミングが良かったのですよ。
あと、キノコの裏側に負圧をとるためのコネクタがつけられるようにネジ穴があるかもしれません。ご確認アレ。
もしネジ穴がなくても、エアクリに穴開けちゃえばいいんで、そんなに心配ないですよ。