皆様、ながらくお待たせいたしました!
堪えがたきを堪え、忍びがたきを忍んで幾星章。
やっとこさあのハヤブサが!
ホントは無いんじゃないか、海の藻屑なんじゃないかとか言われていたような気がするアレが!
俺の手元に戻ってまいりましたよ。
先日、GWに浜松で受け取ってちょっくら走ってみたのですけどもね。
いくつか問題点があって置いてきたのです。
◆タービン(?)からオイル漏れ
◆5000回転以上上がらない
◆燃調が濃すぎてA/F 10.3とかえらいことな数字が出ておる
うーむ、これではそのまま川崎にまで乗って帰るには厳しいということで、まずはナカミチさんのトコにあずけてきたんです。
「ナカミチさん、これタービンからじゃないんじゃないかな。もっと上の方から濡れてるもん。オイルラインのジョイントあたりが怪しくね?」
「燃調濃いのって、レギュレータで調整できないかな。キットについてたやつだよね?燃圧調整できるはずだよ」
「…って、レギュレータって、ポンプからインジェクションにいきなり行くのはそれが正解だよ。インジェクションからレギュレータに向かって、余った分をタンクに戻すんだよ。 えっ、戻りのパイプが無い?それだ」
てなことがありまして。それらの処理ができたと聞きまして、金曜日、わざわざ会社を休んでいそいそと浜松までバイクを取りにいきましたよ。
レギュレータのフューエルラインはリターンパイプをつけ、レギュレータを調整してみたものの、A/F計で見たところの数値は変わらず。締めこむとどんどん濃くなって景気よくアフターファイアーがぼうぼう出るので、どんどん緩めたんだが結局こんなもんくらいにしかならないと。
5000回点以上上がらないのは燃調のせいもあるので、これはもうEFIで調整していくしかなさそう。
さて帰ろうかとしたらオイル漏れが完全には直っておらず、もう一度店にUターンしたりのハプニングはあったものの、新東名を使って無事、川崎まで帰ってきましたよ。
まあ最後まできちんとは直らなかったのですが、これはコレでなんとかしましょう。
インプレッションとしては
足回り、リヤフレームまわりの変更が激烈に効いていて、もう、むっちゃ軽い。400ccなみ。まじでまじで。
本気で振り回せる。と思う。うまい人なら。
反面、軽くなった分、乗り心地はゴツゴツして外乱でポンポン跳ねる。バネレートは下げる必要はなさそうだけど、プリロードもダンピングも抜いたほうがいいかもしれない。その方が寝かすときも不安が無いんじゃないかな。
クラッチは重い。一時ハヤブサ用STMクラッチが品切れになってたときがあって、輸入元のモトコルセに電話したら話の流れでバネレート高いのを入れてくれるって話になったんでそのせいはある。けど、半クラがすごくわかりやすくなった。クラッチ重いんでクソ握りせざるを得ないんだけど、それでもこのわかりやすさのおかげで助かってる。外からの見た目がぜんぜんわかんないんだけど、なるほどこれはいい。
燃調が濃いのは… どうにもならないとは言え、低速での行儀は悪い。
ゆっくり走っているとカブッてしまうので、空ぶかしをしながらゴバッゴドバッ!!っていいながら走らないといけないwww
車の後ろについて交差点で止まっていると、エンストしてしまうことが何度かあった。
こりゃ本気で燃調とらんといかんなあ。
結局、ナカミチさんとこを出るのに手間取って、国道で帰るつもりだったのを高速道路に変更したんだが、思ったよりも快適に走れた。
当初5000回転以上回らなかったのが、アクセル開けたらちゃんと回ったww
5000回転あたりでサブコンと切り替わるところがあり、それのタイムラグみたいな感じ。(これは裏づけがなく想像上の感想)
それなりにパワーは出てるんだけど、俺がジェントルマンなのでブーストは0.2も上がらなかった。
中間加速はグワッっちうくらい速いけど… うーん、もっと速くできそうな気がするなあ。負荷がかかってないんでブーストもかかんないのかなあ。
というわけで、無事に帰ってきましたよ。
特にコレといった問題は無く。
あ、思い出した。高速道路でちょっとした落し物をしたんだけど、
もし「MC-Xpress」って書いてあるサイレンサーを拾った人がいたら、お知らせください。
よろしくお願いします。