東京モーターショーに行ってきました。
ずいぶん時間が経ってからのエントリで、お気づきとは思うけども、なんかこう気乗りしない話でね。
まあ、行って損した、って感じの。
クルマ不況の影響だとかなんとか言われてるし、実際出展台数も少ない。
でも多分、それはあんまり関係ないんじゃないかな。
確かに不況は最後の引き金を引いたかもしれんけど、もうとっくにクルマもバイクも寿命がきてたんだ。
……
会場に入るとね、見渡す限りエコエコエコエコ。
目にするもの耳にするものエコエコエコエコ言ってるのにはいいかげんウンザリですわ。
そんなにエコとか環境とか好きならクルマなんか乗るな!
そもそもクルマってのは「カッコイイから」「ステキだから」欲しくなるもんじゃないの?
パワーとか権力、成功の象徴、実も蓋も無く言えばチンポのしるしとしてあるもんだろ。
経済性安全性を合理で詰めれば少なくとも東京に自家用車は不要だよ。公共交通機関を使えばいいし電話一本でタクシーは来てくれる。
そりゃあメーカーだって自分のフトモモつねられながら愛想笑いしてるようなもんだと思うよ。
自分たちのやってることが矛盾してるってことは百も承知でしょうよ。「アテクシも霞を食って生きてくワケにはまいりません。商売ですので曲がらぬものも世間の相場にあわせて曲げております」ってことだとは思うよ。
でもさあ、そろそろ自分も相手も騙せるのはこれが最後なんだろうね。
EV自動車がプラグで充電している未来は薄暗い。
そこは石油資源は高価になり、原子力発電所で作られた電気を金持ちだけが利用している未来だろうからね。
…え?誰もがEV自動車に乗る時代が来ると思ってるの?
まさか!
自動車を走らせられないほど石油資源が高価になったら火力発電所は動かない。化学合成コストが高いってことはタイヤや内装なんて買えないじゃん。
一般人のための幌馬車とせいぜい路面電車が金持ちのためのEV自動車と混走してるっていう未来しかありえないよ。
未来のEV自動車はそれが実用化される頃には僕たちには意味の無いものになってるはずだ。
メーカーだってそんなことわかってるはずさ。
わかってて、そろそろそんなこと許されなくなってきてるってことなんだろうね。
最後の徒花で出してきたのがFT-86ってことかぁ。
後は金持ちのための超高級車か世間の目くらましのためのHV車。
これが最後のクルマらしいクルマってことですよ。
俺の言うクルマっていうのはこういうの ↓ を言うんだけども。
鈴商の社員さんが「今年のモーターショー見回したって何にも面白いのないよね」なんてこと言うんで、俺も「そう!そうだよね!」なんて大きくうなづいてしまいましたよ。
まあ、スパッセ見に来たようなモンだったな。
んで、走るっていうのはこういうのを言うんだよね
え?バイク?
バイクなんて置いてあったけかな?
血が沸き立ち心を鷲づかみにされ蠱にとらわれるもの。
どうやら清く正しいピューリタンたちによってクルマよりも一足先に絶滅されたらしいよ…
休日の洗車・ワックス掛けの後のビールの味は、過去のものとなってしまったんですね。
世界は小さくなり、貧富の格差は顕在化し、否応無く価値観の変化を余儀なくされる時代の変化を今まさに目の当たりにしている訳ですね。
「昔は良かった」と一人ごつようになってしまいました。
腹が立つのはさ、そういう現実から一生懸命目をそらそうと誰もがやっきになってるところ。
もうホントのこと言っちゃえよ!ってイライラする。
なんとなく皆気づき始めちゃったから、途方も無いスーパーカーといじましい目くらましのHV車と実用本位のワンボックスになっちゃったんじゃないのかな。
確かに昔は良かったのかもしれないけど、僕は最後まで能天気に未来を感じさせてくれるものに乗っていたいと思うよ。
次のクルマは何を買おうかなあ。いよいよ旧車か…
バイクは確かカワサキが参加を辞退しちゃったんでしたっけ??
あと、行って来た人の話しではキャンギャルの質が落ちてた…
との事でしたが(^^;;;
とりあえず、私やnomadさんが生きている間は「まだ」ガソリ
ン車は出てくるし、その中にスポーツカーも出てくるでしょう
から、そういう意味では問題ないでしょ(^^;
今後の面倒な事(=環境だとかエネルギー問題とか)は、次世代
の若者にお任せしましょうかね。
キャンギャルはもうすっかり「近所のネエちゃん」っつーか「マシな女子社員の厚化粧」って感じ。
俺があと100年生きるとしてそれまでガソリン車もつかなあ…
なんだかあと30年くらいがバイクもクルマも限界なんじゃないかと思えるんだよね
どっちみち新しく出てくる車種はほとんど全部がエコな実用車になるんだろ。
もうすでにバイクの退化は始まってるし