ヤフオクで”間違って落ちちゃった”ハヤブサのレース用リヤカウルです。
1プライのペラペラで歪みもあるし、所々割れてますね。
これを直すってわけです。
うーん。
どうなんすか。
こうして毎日毎日じわじわといじっていると、なんか、よくわかりません。
エントリすべきポイントごとのイベントなんてものはなく「言われたとおりに長々といじっていくと少しずつそれなりになる」としか申し上げられないのですね。
で、こういう写真っておもしろいすか? 僕にはそれほど感慨はないんです……
僕にしてみれば「ホームセンターで売っているFRP補修剤を買ってきて、説明書どおりに補修してみた」以上のものではありません。
ガラス繊維を貼って、レジンをべっちょり塗って、ガーリガリ削ります。
で、結果として、どうやらうまく補修できたみたいですね。
多分、僕にしたって「補修前・補修中・補修後」の写真は見てみたいと思うんですよ。
でもね。やってみてわかったんですが、こうした「前・後」の情報なんてあんまり意味ないですね。こんなのノウハウでもなんでもない。写真を見てなんとなくわかったような気にはなりますが、写真なんか「ああ進んでいるんだな」って他人が見て満足を与えているだけに過ぎないですね。
だって、塗料や補修剤の選択や塗装の順序なんて、世間にありふれた情報ですよね。
ちょっとググればいっくらだって出てくる。
実際、書かれたとおりに進めていけば、それなりのものは必ずできます。現にできてますしね。
そうした「塗装法」なんてあらためて紹介なんかする意味はないんじゃないですかね。
僕が「こんなふうにやったら失敗した」ってことをお伝えするだけで、多分十分でしょう。
実際のノウハウってのはペーパーをかける力加減であったり、ペーパーを取り替えるタイミングであったり、ちょっとした傷をどの番手のペーパーを当てるかであったり、そういう実にクッダラナイ、文字や写真にはできない”だいたい***みたいなカンジ~”って部分なんです。
「そうか、次はこういう順番で、こんな加減でやろう」ってことです。
それは僕の経験にはなるけれど、これを読んだ人が何かの情報源になるかと言えば…
正直、そんなモン、何にもなりゃしません。
「説明書どおりやれば不思議とそれなりのもんになるよ。全然難しくないよ。FRPでも2液ウレタンでも」ってことですわね。
この分だとカシューだって難しくないんでしょう。
ペタペタ塗って、のんびり乾かして、ゴミがついたらチェって言いながらまたペーパーかけて、うまくやれば2回、ヘタでも3回か4回上塗りすれば、きっとびっくりする位奇麗になっちゃうんですよ。
「やってみれ。ほんで自分のよさげなカンジを感じてみれ」ってのが僕から伝えられる最大のアドバイスです。
さあ、皆様ご一緒に! レッツトライ!