圧縮比を計算してみました。
ボア・ストロークは81×63mm。ボアは直径ですからこの面積を求めます。
(81÷2)^2×3.14=5150.385
面積×高さで容積を求めます。
5150.385×63=324474.255
1cc=1mm×10^3なので、324.474255cc ってことですね。これが4気筒で1297897.02≒1297.9cc なんで多分この計算合ってるんじゃない?
圧縮比11:1ってことは燃焼室の容積は
—2005.9.12追記—
なんたることか、計算を全部間違っていたのが発覚。「(行程容積+燃焼室容積)/燃焼室容積」で計算するですよー
324.47÷11=29.497≒29.5cc
324.47÷(11-1)=32.447≒32.4cc
これに2mmのスペーサーと0.5mmのガスケットの容積を足します。
ボア×ストローク(厚さ)が増えた容積になるわけね。
5150.385×(2+0.5)=12875.9625≒12.9cc
ボア・ストロークは変わっていないのでピストン行程容積は同じ。
行程容積と燃焼室容積の比率は
324.5÷(29.5+12.9)≒7.65
(324.5+32.4)÷(32.4+12.9)≒7.88
圧縮比、7.65 8.42ってことね。
…すんげえ圧縮比落ちてんなあ。シリンダーのボルトを締めこんでガスケットが圧縮されてスペーサーの2mmだけが実際の増加分の容積だと仮定して10.3cc。
324.5÷(29.5+10.3)≒8.15
(324.5+32.4)÷(32.4+10.3)≒8.36
圧縮比、だいたい 7.7~8.0 7.9~8.4くらいってことなんだねえ。
しっかし、よくこれで低速トルク保って走ってるよなあ。大したもんだわ。